本当の国語教育って?

先日遅いランチをスパゲッテイでとっていたら、高校生らしき男女が向かい合ってドリンクを飲みながら、試験勉強をしていたようでした。

私は食べ終わって心理学系の本を赤いマーカーをひきながら読んでいたので、隣の席でもあまり話す内容は気にならなかったのですが、途中男子が「ナイチンゲールって誰?」と女子に聞いていたのですが、女子もあやふやに答えてました。

まあ、今はネットで調べれば何でも検索できますが、ナイチンゲールのような有名な偉人を知らない学生さんがいるんだ!と一瞬マーカーを引く手が止まりました。

今日駅の売店で新聞が見たくてめぼしい記事を拾ったら、河野謙介著の「国語教育の危機」を読んだ人がコラムを書いていましたが、高校では情報処理的な科目が新設され、一方で文学教材は激減され、古典の時間も減るとのことで、国語の先行きは暗い・・・と書かれてました。

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確かに私も学生時代、古典や漢文はあまり得意ではなかったけれど、一応勉強し、現代国語の方は大好きな科目でした。

時代は本当に目まぐるしく変わっていきます。

国語教育に垣間見る現代、教育者の方々大変でしょうね。

と思って帰宅したら、義母から先日のお誕生日祝いのお礼の文字が、達筆に行書体で書かれており、胸にジンと来たのと同時に、お礼の気持ちをハガキの文字で返してくださる、古き良き時代に育った人の極意を垣間見て、これが本当の国語教育なのかしら!と感じ入った夜でした。

見習わなきゃ!