みをつくし料理帖

先日封切の日に「みをつくし料理帖」を観てきましたが、落ち着いた映像で、音楽も心地よく、江戸の風情がとてもうまく描かれてありました。

『みをつくし料理帖』(c) 2019映画「みをつくし料理帖」製作委員会 

天涯孤独の【みを】が料理人になって、昔の幼馴染の吉原の頂点をつかんだ旭太夫と再会し、恋心を隠した又次を仲立ちに、病気回復の料理を届けてもらい、文を交換するといいう、切ない内容なのです。

主人公の松本穂香さんとのおっとりした人柄に、時には感情をぶつけるセリフが上手だなと思い、中村獅童さんのセリフや立ち居振る舞いにさすがプロの演者と思わせられました。

そして、中村獅童が昔、助けた娘に「どんなことがあっても生きて生きぬくんだ!」という言葉が、今は亡き女優のYTさんを思い出させ、ぐっとくるものがありました。

そして、その助けた娘は今では花魁のトップに・・・

そして、惚れているのに、手も出さずただ見守っている。

松本穂香以外の女優さんのうまさも際立ち、花魁の奈緒の美しさと優しさ、また、若村麻由美はみおの母親代わりというよりも、花魁の役をやらせたら、似合うだろうななんて思ったりしていました。

「食は人の天」という言葉が何度も出てきて、私たちの身体は食でできているので、からだにいいものをできる限りとっていきたいなと感じ入った映画です。

同じ日に映画館は家族連れや子供たちで3密どころではなくにぎわっていたのですが、あれは、鬼滅の刃だったのですね。

いずれにしても、このコロナ禍でも、10月からは映画も見どころ満載の様です!