退院後のヒーリング

先日は初めてのヒーリング有難うございました。

この5月のさわやかな風が頬を撫でるように拭きそよぎ、新緑の香りが鼻先を甘くくすぐるこの季節に・・・皆がゴールディンウイークだと久々の長期休暇を楽しんでいる時・・・

連絡が無かった間中サナトリウムで半年程暮らしていたのですね。大変だったでしょう。言葉に出さなくても沈黙から読み取れました。

退院してすぐ私の処にヒーリングをしたいとお電話がありご来店されました。有難うございます。思い出してくださったのですね?ヒーリングの間中唇と指先が動いていました。

久しぶりに見たあの人は随分痩せられて、以前よりは美しさが増しはしたものの、瞳の奥の鉛のような暗くて重い光が気になりました。

「退院したのにこんなにお薬飲んでるの~」とお薬手帳を見せてくれました。10種類もの夥しい種類の飲み薬、そしてその効果効能。息がとまるほどの辛い内容。字面を目で追う端から涙がこぼれた。でも隠した。本当は「そんな沢山の薬飲むのをやめて!」と喉まででかかった私。『そんな量消化できないよっ!』と内側で吠えていた私。『彼女が可哀そうすぎる。ひどいよ。飲み薬だけで彼女の頭の中をコントロールするなんてさっ!』お薬を出している病院に憤りを憶える私でした。でもプロの処方に私は立ち入ることはできないのです。私はただひたすらあの人のお話にうなずくしかないのでした。中途半端な優しさが人を傷つけることは良くある話ですから・・・

何故こんな若くて美しくて賢い女性が心を蝕まれなければならないのでしょうか?何の罪を犯したというのでしょうか?パリの留学生活がこれほどにもあの人を変えてしまったのでしょうか?

普通だったら結婚をして子供を産んで育て成人式を祝う頃なのでしょうに。悲しすぎる・・・

恋も仕事も夢を追うより現実をみつめること をお話したかったが、その薬の効能を前にしては話すこともできない自分がいました。

でも自分の未来に光を当てたいというお気持ちでヒーリングをやられたのであればきっといつはかその望みは叶うかもしれません。何故ならそんなに苦労されたんですもの。もう少しです。神様がご褒美を下さるのは・・・

無事でいてくださいね。また思い出したら電話してね。それだけでいいですから。まずは生きていてね。そして今度はあっけらかんとした顔をして、「仕事決まったよ!」って笑って会いに来てほしい!私はいつもここにいますから・・・