坂口安吾の小説にも【桜】

桜が昨日の物凄い横殴りの雨で、だいぶ花びらを散らしたようです。

この時期は毎年こんな感じなのですが、美しく咲こうとすると必ず一度や二度の邪魔又は、試練があるようでが、人生もそんなものでしょうか?

そして、雨風に吹かれても、ちょっとやそっとでは枝から離れず、その美しい花びらをくっつけて、なお咲き続けるその姿に【大和魂を】感じます。

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桜と言えば、坂口安吾の小説で【桜の森の満開の下】というのを以前読んだことがあるのですが、その恐ろしさ、そして美しさを現わす世界は何とも言えません・・・

昔、大空襲で焼けただれてなくなった死者たちを上野の山で焼いたときに、満開の桜の下で、人気のない森を風だけが通り過ぎて行った情景があると書かれていました。

私には想像できません・・・

そう言えば、小さいころ、桜の根元には亡くなった人が埋められていて、だからその血の色が桜の花びらに込められて、あんな美しい色になるのだと大人から聞いたことがありました。

ドヒャ~怖い!とおもったものでしたが、坂口安吾の小説を見てなぜかそれが腑に落ちました。

そんないろんな物語が語り伝えられる日本の桜を、今年もルールを守りながら【一期一会】の気持ちで味わっていきたいと思います。