いいとも~のタモリさんに学ぶ「損をする知恵」
昨日ご来店のS様に、お約束のブログ書きます。
人間関係において、視力が良すぎると、時に他人の欠点が目につく様になり、許せず正論をいいすぎて関係がぎすぎす!することがあるようです。それで神様はその人に目の病気を与えたり、視力を弱くしたりして生きやすくするらしいのです。
タモリさんは若い時、片目の視力を失いそれから厭世的になり、人の粗も探すことができなくなったらしい。それで笑っていいともを、なんでも「いいとも~で」乗り切り、敵も作らず?32年間やりとおしたという、ある意味片目の視力しかないことの怪我の功名かもしれない。
ここからNKゲンダイの新聞5月6日分からの受け売りですがご紹介します。・・・目黒区の豪邸も憧れの横浜に電車1本で行ける東急東横線沿いを選び、家にもこだわりながら、伊豆の別荘にあった樹齢数百年の木を伐採されても「ああ、そうか」と怒らない。その木の景観が気に入って土地を購入したのにも関わらずだそうです。だからそこには警察も弁護士も介入しないのです。争いもないのです。
風邪をひいたら熱い風呂に500数えて入りパジャマやどてら等の家じゅうの衣類を着込み熱燗のヒレ酒を飲んで寝て夜中にびっしり汗をかき目覚めたらまたお風呂に入り其れを繰り返し、薬一切頼らず32年間のいいともを乗り切ったという。(真似をするのは危険かもしれないが・・・)
そして芸能界きっての料理名人なのに普段は1日1食で、理由は「食べるとバテル」んですって。食事は消化にエネルギーを費やし、逆に疲れるということらしい。そして週に1度は断食するそうな・・・それでFNN27時間テレビの司会も40時間断食して乗り切ったそうです。まるで出家僧のような。きっとそんな勉強もしているんでしょうか。
以上タモリさんのことでした。最後S様が昨日のお話でメモしたいと仰ったので3点お伝えします。私も人間関係で悩んだとき、生きることに迷った時に心理カウンセリングを学び、レイキヒーリングを学び、在家僧侶仏教を学んだ時、宗派に拘らず学べる般若心経の教えを紐解きました。自分達のご先祖様を拝むときに暗誦しはじめてもう7年になります。そしてこの教えは無くなった方を成仏させるお経であると共に、私達が今生きながら心を成仏させる教えなんだと学んだのです。心を安らかにさせてくれるお経なのでした。そして沢山の般若心経の解説の中で一番単純明快だったのがひろさちやさんでした。
ひろさちやさんによると般若心経のお経の教えは集約すると3つあり①は損をする知恵をもつこと②は世の中を良くしようとしない知恵をもつこと③は問題を解決しようとしない知恵をもつことなのだそうです。この3つの知恵を知ってからすごく生きる事が楽になりました。何か不本意なことがあるといつも①の損をする方を選び③の究極の問題解決はしないでおくと向こうから結果が来たりするのです。ごみを拾ったり町の美観に協力するのは良いことですが②の世の中をよくしようとあくせくすることで正義を通そうとするとどこかで傷つく人もいたりして、正論は戦いの火ぶたを切ってしまうこともある・・・
私は特に①と③に助けられます。これが私から見ると、タモリさんの生き方ともかぶるんですね。だから惹かれるのかしら?すばらしき仏教の世界観です。まあ、ご自由に、いいとこ取りなさってくださいませ!
以上タモリに学ぶ生き方と般若心経の教えに納得できたお話でした。これも今の年齢になったから解るのですね。年を取るのは嫌だけど生き易くなるのはうれしいことです。(合掌)