我が子をニートにさせない6か条

ひきこもりには定義があり、それは精神的な障害がきっかけではなく、自宅や自室に6か月以上の長期間ひきこもった状態が続くことをいいます。

ニートとは職につかず、学校機関に所属せず、そして就労に向けた具体的な動きをしていない若者をさします。

ニートとは『Not in Employment Education or Training』の略でイギリスで就職せず、学校にも行かない若者のことを呼ぶようになったのがきっかけで日本でも取り上げられ始めたのです。

働きたくない原因は様々の様ですがニートの種類は4つに分類されます。

①ヤンキー型・・・反社会的で享楽的、『今が楽しければいいと』いうタイプ

②引きこもり型・・・社会との関係を築けずこもってしまうタイプ

③たちすくみ型・・・就職を前に考え込んでしまい、行き詰ってしまうタイプ

④つまずき型・・・一旦は就職したものの早々に仕事を辞め、自信を喪失したタイプ

多くがまじめで完璧主義、物欲などの欲が殆どなく、人との関わりが苦手がなひとがニートになりやすいのです。このような性格の為ニートにはいわゆる”高学歴の者”や専門知識に詳しい者”が多いとする報告もあり、またこのように正確にあてはまらなくても学校や職場などでいじめがひきがねになって、ニートになる若者も多いのが現実のようです。

我が子をニートにしない6か条とは

  1. 親が仕事に積極的な面を見せる
  2. 親の職場を見せる
  3. やたらと物を買い与えない
  4. 家事を手伝わせる
  5. 子供と一緒に何かを作る
  6. 『ありがとう』『よくできた』と子供をほめる。

そして長く勤めることをプレッシャーにしないで、たとえ明日辞めてもいいから履歴書を書いて面接に行き、採用されたらその職場で働く。夢とか理想とか追うよりも、1日でもいいから職を得て収入を得て働くことの大切さを体感することではないだろうか。

お寺の和尚さんが言っていました。『小人閑居して不善をなす』時間があると人は良きことを考えないものだ。そして昔の人が言っていた『働かざる者は食うべからず』・・・と。健康で体力があれば気持ちが乗らなくても体を動かしているうちリズムがついてくるはずです。選り好みせず合格したところから片っ端から働く。それが明日につながるのではないでしょうか・・・

一歩踏み出してみませんか?

(メンタルカウンセラー文献一部参照)