花にも相性があるのでしょうか?
今朝、お店に来て、昨日飾った紫陽花と薔薇に目をやったら、なんとピンクの薔薇は馥郁と咲いているのに対して、紫陽花はまるで別人?別花?のごとくぺちゃっと、しおれてしまっていてびっくりしてしまいました。
すぐさま、薔薇と紫陽花を隔離して水をたっぷり吸わせて、各々違うフラワーベースに入れました。2時間ほど経ったでしょうか?注視してみると、ピンクの薔薇はますます花びらをふくらませ、

紫陽花も最初見た時と同じようにピンと立ち上がり、生き生きとした様子でした。

最初ブーケの取り合わせを見た時、個性が強い花同士、インパクトがある分、長持ちするのかな?などと心配はしたのです。でもコントラストが美しかったから手に入れたのです。

薔薇はお花の女王、そしてハートのチャクラに代表されるように、たっぷりの愛情の印ともいわれますが、茎には残念ながら痛いとげがあります。毒はありません。
そして、紫陽花はこれからの雨の季節には欠かせない花、雨の日を楽しませてくれる花・・・でも葉や花びらを動物が食べたりすると病気になったりする症例があげられています。(人間も同じように)
全て種の保存の為に、防衛の為に、美しさの裏には毒やとげをひそませているのですね・・・
それはそうと、人間にも相性があるように、お花にも相性があるのでしょうか?紫陽花と薔薇が一緒だと紫陽花がしぼむのですね・・・やっぱり薔薇には引き立て役のカスミソウが合うのでしょうか。そして、紫陽花は紫陽花だけで生きていくのがいいのでしょうか。
と、ふとただ咲いている自然の花からいろんなことを学んだ日でした。