Fry me to the moon

最近ジャズが心地いい。それもボーカル入りの。

数年前ヒーリングで通われたお客様と親しくなり、結構集中的に食事に行ったり歌いに行ったりしてました。彼女はお仕事を持ちながらもお着物の趣味で10年のベテランの方でした。女優の比嘉さんに似てる透明感のある美人さんでした。

一度某ジャズ喫茶に入店したら、演奏する側の人間に間違われて、二人とも嬉しいやら恥ずかしいやらでしたね。

彼女はさわやかなパンツスタイルで私は花柄のドレス。ボーカルに間違われました。最近あってないけど前向きな彼女のことだからパワフルにすごしてらっしゃるでしょうね。ずっと通っていただきありがとうございました。

あのあたりサラボーンのCDを購入し毎日聞いてましたが、なんか途中からサラボーンの思いが胸に入り苦しくて聞けなくなったのを記憶してます。後で彼女の生涯をひもといたら晩年はあまりハッピーではなかったんですね。

なのでジャズのイメージはその当時、タバコや酒に溺れて歌い手は声がかすれ、セクシーだけど不健康のイメージがありしばらく聞くことはありませんでした。

でも最近英語を隙間時間にひもといているとどうしても発音が気になるので思いついたのがジャズを歌うと発音が覚えられるという一挙両得の結果にたどり着きスタンダードジャズを本格的に歌い始めたわけです。

My funny Valentine、The shadow of your Smile、Sentimental Journey、Fly Me to the moonまでこぎつけました。

Sentimental Journeyは以前聞いた時はなんかかったるくて全く関心なかったのですが、今回深く歌詞の意味や発音など聞いてみるとすごく深く、とってもチャーミングな歌なのねと気づきました。

ユーチューウブで検索すると松本伊代ちゃんセンチメンタルジャーニーがでてくるのですが、辿って行くと、黒いドレスの阿川康子さんの素敵なうたごえと振り付けがまたセクシーで素敵です。オシャレ3030のテレビ番組では全く興味が無かった女性なんですが・・・

またFly Me to the moonも以前宇多田光さんが歌っていていい曲と思いながらも関心がなかったのです。が詩といい曲調といい、歌い手によってブルースにもなったり、ロック調にもなったり、ジャズって不思議です。でも日本の演歌的なニュアンスもあったりするし・・・

そういえばジャーナリストのお客様とそのお友達3人で歌いに行ったとき、この歌歌ったお友達の身振り手振りがめちゃ面白くてずっと笑い転げていたのを思い出しました。あの人の恋はその後どうなったのかしら?集中的に通っていただき有難うございました。インパクトの強いお客様でした。

不思議ですね。何年か前に興味の皆無だったものが数年後には興味のある対象になるんですから・・・だから体験することは無駄にはならず後で必ず役に立つということなのね・・・

なんでこんなことしてムダ!と思うことが何年後かにはまた遭遇しそれが実になる事が自分の人生では沢山あります。

去年21世紀の森でジャズボーカルのコンテストがあったんですが、あの時は「愛の賛歌」でごまかしてジャズは何にも歌えなかった。でも今年は何曲かは歌えるようになり、去年がいまだったらななんて思います。でもまだまだジャズの専門家に言わせたらはひよっこでしょう。でも歌ってると楽しい。

ピンク色だった爪の表面が何本かぼこぼこになったり、ほっとくと黒髪に霜が降りてくるのでカラーリングを定期的にしないといけなかったり、遠近両用のメガネに変えなきゃいけなかったり・・・

年を重ねるごとに若さは朽ちて行ったとしても、昔の綺麗な面影が恋しくなったとしても、

過去のトラウマや傷や弱さを強みに変えていけるよう、

何かに挑戦したり、感動したり、心自体をみすぼらしくせず、心に豊かさを持ち、生きることを止めないで行こうと思う。