万年筆の気持ち

主人が今朝、詩的なことを話していました。

今月彼のお誕生月なので、彼が所望の万年筆を私がプレゼントすることになったのです。

が、新品をオーダーすると同時にそれまで何年も愛用してきて、使いづらくなってきた万年筆が急にスラスラ書きやすくなったとのことです。

「え?僕を捨てちゃうの?僕頑張るからさ!まだ使ってよ~お願いだから( ;∀;) 何年も一緒に勉強もお仕事もがんばってきたじゃないか~!」

と万年筆ちゃんの心の声が聞こえたそうです・・・なんとポエミーなつぶやき!

私、それを聞いてなんかその古参の万年筆ちゃんの気持ちになってしまいジンと胸が熱くなってしまいました。

「そうね。頑張ってくれたから有難うと感謝をこめなきゃね」と私。

「だからしばらく二本交互に使ってみる」と彼。

「うんそうね。晩年まで見守りましょう」と私。

今後インターネットから送られてくる新しい万年筆と古株の万年筆が机の上に二本右側だけに置かれるか、それとも右と左に離れておかれるかで、寄り添うか、反駁しあうか気になるところです。

いずれは使用主の彼の采配で決まるかな~

全ての物には命があり、心があるという仏教の教えの「仏性」という言葉。それを思い出させる出来事でした。なんか穏やかな慈悲の気持ちが蘇る朝でした。